プラーナーヤーマ ブレスメディテーション
- YOSHIYOGA

- 11月15日
- 読了時間: 3分
プラーナーヤーマは意識的に、息を吸う(吸気) 息を止める(クンバカ) 息を吐く(呼気)の時間を延ばすことである。
吸気は宇宙エネルギーを受け取る行為であり、クンバカはそのエネルギーを活性化することであり、呼気はすべての思考と感情が空になることである。
肺が空になるということは個々のエネルギーを、つまり「私」の原初のエネルギー、つまりアートマーに捧げることである。
プラーナヤーマの実施は、安定した心、強い意志および健全なる判断力を養うのに役立つ。
アサナとプラーナーヤーマはいっしょに行うべきであると誤った概念がかなりある。
初心者がアサナに意識を集中すればするほど、同時に呼吸にも集中するのは難しいというのが、私の個人的体験である。
逆にアサナ中に呼吸の細かい動きに意識を集中すれば、バランスおよびアサナの深さを損なう。
アサナに柔軟性が少なければ少ないほど、肺の動けるスペースは小さくなり呼吸も短くなる。
柔軟性が大きくなればなるほど肺の許容量は多くなり、呼吸も深くなる。
アサナを完全にマスターすれば、プラーナーヤーマ実施中、身体が安定している問ううことが体験できるであろう。
ポーズが完全に行えるようになってから、プラーナーヤーマを始めること。
アサナを完全に行えるようになったら、プラーナーヤーマの呼吸法は、自動的に行えるようになる。
ヨガ呼吸・瞑想百科より

個人的体験であるが、丸14年ヨガ指導を行い続けてきたが、未だに呼吸にについては発展途上である。
腹式呼吸を目指し、腹部の動き重きを置いて呼吸を行てきたが、
2025年1月 腰椎ヘルニアを経験し、リハビリを受ける立場となり、身体の使い方を見直すことになった。
無意識に反り腰傾向なっている自分を自覚する。
その同じころ横隔膜呼吸のワークショップを受けて、腹部と胸部の共同した呼吸を再確認する。
現在は朝の瞑想時に呼吸と身体のつながり、つまり呼吸と身体の共鳴を感じ、そこに意識をフォーカスしている。
つまりアーサナを通して身体を感じる、柔軟性、バランス、筋力、向上は、呼吸自体を安定させ深めていく。そして、より深い呼吸を行うことによっても、身体への意識が深まり、その先には静かな精神へのつながりとなる。
それが今ここにある 『ブレスメディテーション』である。
ヤマ ニヤマまでが身体に向き合う前の段階で、アーサナで魂の器である身体に意識を向けて、その先にある精神性へのつながり、架け橋がプラーナーヤーマであると感じている。
昨今のヨガ、ピラティスの流行りの中で、アーサナの側面から、より呼吸、プラーナーヤーマへ意識を向ける事が、内側、つまり精神性につながり、心身の豊かさへの架け橋になると思う。
約2万回から2万5千回
呼吸を意識し深めることによって、毎日繰り返される呼吸が変化していく事により、
人生への大きな恩恵になると思います。
『ブレスメディテーション』これからをより豊かに、一緒に深めていきましょう。



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