ヨガの段階 ブレスメディテーション
- YOSHIYOGA

- 11月3日
- 読了時間: 2分
今回はヨガの8段階
ヤマ ニヤマ アサーナ プラーナーヤーマ ダラナ ディヤーナ サマーディ
これらが互いに関連し、統合されたものがヨガである。
ヤマ(倫理的行動)
ニヤマ(自己規律)
アーサナ(ポーズ)
プラーナーヤーマ(呼吸法)
プラティヤハーラ(感覚の制御)
ダラナ(集中)
ディヤーナ(瞑想)
サマーディ(悟り)
木は根 幹 枝 葉 樹皮 花 果実より成り立つ。
その一つ一つは別個のものである。
それ一つでは木になりえない。
ヨガの段階も同じで、それぞれがひとつであると同時に、
それ一つではヨガとはなりえない。
ヤマの普遍的な道徳律は木の根
ニヤマの戒律は木の幹
アサナはいろいろな方向に広がる枝
プラーナヤーマは木全体に酸素を取り入れる葉
プラティヤーハーラは樹皮が外敵を防ぎ内部を守る樹皮
ダーラナーは肉体と知性を結ぶ樹液
ディヤーナは花
サマーディは果実
これらの実践の頂点に来るのが
真の自己を認識する事
アートマー・ダルシャナである。
生き方も
アーサナも
呼吸も瞑想も
それぞれがヨガの一部であり
その先には
真の自己を認識する事へ
現在の日本では
ヨガ=アーサナ(ポーズ) 次々と難しいポーズを見せたい人々や
瞑想というキーワードで、精神世界ばかりに捕らわれる人々や
偏りが多くなっている気がする。
そして
おろそかにされがちなのが
呼吸である
毎日 2万~2万5千回も繰り返される呼吸は
プロのアスリートでも、正しく横隔膜を使いきれていないと言われている。
ヨガのその先へ
アーサナと瞑想の橋渡しとしても
呼吸は重要なのである。

8支則を積み上げていくと同じく
積み上げながらできたヨガという
自身のつながり
つまり
真の自己を認識する事
その輪を
更に
段階の繰り返しの中で
少しずつ広げていく事が
更に深く大きな自己認識へとなっていく。
サマーディは到達するものではなく
そこからが始まり
更に深めていくものかもしれない。
そして
その道程は平穏の中で
益々深まっていく
穏やかな道程である。
それが2011年のヨガ修行を終えてから
丸14年過ぎた今の私の現地点である。



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