top of page

ヨガの段階 ブレスメディテーション

今回はヨガの8段階

ヤマ ニヤマ アサーナ プラーナーヤーマ ダラナ ディヤーナ サマーディ

これらが互いに関連し、統合されたものがヨガである。


  1. ヤマ(倫理的行動)

  2. ニヤマ(自己規律)

  3. アーサナ(ポーズ)

  4. プラーナーヤーマ(呼吸法)

  5. プラティヤハーラ(感覚の制御)

  6. ダラナ(集中)

  7. ディヤーナ(瞑想)

  8. サマーディ(悟り)


木は根 幹 枝 葉 樹皮 花 果実より成り立つ。

その一つ一つは別個のものである。

それ一つでは木になりえない。


ヨガの段階も同じで、それぞれがひとつであると同時に、

それ一つではヨガとはなりえない。


ヤマの普遍的な道徳律は木の根

ニヤマの戒律は木の幹

アサナはいろいろな方向に広がる枝

プラーナヤーマは木全体に酸素を取り入れる葉

プラティヤーハーラは樹皮が外敵を防ぎ内部を守る樹皮

ダーラナーは肉体と知性を結ぶ樹液

ディヤーナは花

サマーディは果実


これらの実践の頂点に来るのが

真の自己を認識する事

アートマー・ダルシャナである。


生き方も

アーサナも

呼吸も瞑想も

それぞれがヨガの一部であり

その先には

真の自己を認識する事へ


現在の日本では

ヨガ=アーサナ(ポーズ) 次々と難しいポーズを見せたい人々や

瞑想というキーワードで、精神世界ばかりに捕らわれる人々や

偏りが多くなっている気がする。


そして

おろそかにされがちなのが

呼吸である

毎日 2万~2万5千回も繰り返される呼吸は

プロのアスリートでも、正しく横隔膜を使いきれていないと言われている。


ヨガのその先へ

アーサナと瞑想の橋渡しとしても

呼吸は重要なのである。

ree

8支則を積み上げていくと同じく

積み上げながらできたヨガという

自身のつながり

つまり

真の自己を認識する事

その輪を

更に

段階の繰り返しの中で

少しずつ広げていく事が

更に深く大きな自己認識へとなっていく。


サマーディは到達するものではなく

そこからが始まり

更に深めていくものかもしれない。


そして

その道程は平穏の中で

益々深まっていく

穏やかな道程である。


それが2011年のヨガ修行を終えてから

丸14年過ぎた今の私の現地点である。










 
 
 

コメント


bottom of page